代表メッセージ

渡辺貴之代表取締役社長

大学卒業後に公認会計士試験に合格し、大手監査法人にてIPO(株式公開)支援に3年半ほど従事。米国留学(カリフォルニア大学バークレー校にて経営学を専攻)を経てネットワーク渡辺税理士法人に入社し、2018年より代表に就任。現在、組織の強化と事業の拡大に力を注いでいる。

従来の会計事務所のあり方から脱して
さらに発展するために業務の標準化を推進。

私たちネットワーク渡辺税理士法人の大きな特長は、医科・歯科業界を専門に究め、単なる会計事務所の枠を超えたさまざまなサービスを提供していることです。税務会計処理を行う顧問業務のみならず、お客様の医院運営に貢献する経営コンサルティング業務、さらにお客様の資産運用をサポートする業務や、相続や事業承継についてアドバイスする業務などにも力を入れており、業績は順調に拡大。特に歯科業界においては関東エリアでトップクラスの地位を築き上げています。

そして、これからさらに発展していくために、いま力を入れて取り組んでいるのが顧問業務の標準化です。これまで、私たちのような会計事務所が手がける顧問業務というのはきわめて属人的であり、担当スタッフによって記帳代行や決算作業などのレベルに差があるのが実情でした。それを当法人が培ってきたナレッジに基づいて標準化し、それに則って顧問業務を行うことで、すべてのスタッフが品質の高い税務会計ができる体制づくりに努めています。現在、スタッフ自身の手によって、業務の標準化に向けたプロジェクトが社内でいくつも進行中であり、自らの仕事をより良く変えていくための活動が活発に繰り広げられています。

こうした仕組みをつくることは、新たに当法人に入社される方々にとっても重要なことだと考えています。私たちは人材採用にあたって、税務会計に関する知見や資格を問わず、広く門戸を開いています。たとえ未経験者でも、標準化された仕組みが整備されていれば、スムーズに業務に取り組むことができ、税務会計の知識やスキルの習得も早いと考えます。従来、会計事務所などの士業界では、「新人は先輩の背中を見て学べ」という放任教育がまかり通っていましたが、そんな旧い慣習から脱却したい。みなさんが常にモチベーション高く仕事に取り組めるような環境を、しっかりとつくっていきたいと考えています。さらに今後来るであろうDX化、AI化に対応するためにも標準化が必要と考えています。そして、仕組み化することでスタッフ一人あたりの生産性を向上させ、生じた利益を社員に還元してより高い報酬が得らえる事務所を目指していきます。

お客様の課題解決に「個性」を発揮してほしい。
新事業の創出にチャレンジしたい方も歓迎。

いま当法人が取り組んでいる顧問業務の標準化は、けっしてスタッフの個性を潰すものではありません。私たちが担う税務会計処理は、お客様の医院運営において不可欠なものであり、標準化されたプロセスを間違いなく実行することで、担当スタッフへの評価も高まります。そうしてお客様と確かな信頼関係を築いた上で、その先のコンサルティングに存分に個性を発揮してほしい。医院の経営改善など、それぞれのお客様が抱えている課題を探り出し、それを解決していくアドバイスにみなさんの知恵をふるってほしいと思っています。

私は、お客様から大きな信頼を獲得し、「顧客とコンサルタント」という単なるビジネス上でのおつきあいを超えていくことに、この仕事の本当のやりがいがあると感じています。税務会計に関することだけではなく、お客様の財産をいかにして守り、ご家族のために増やしていく、あるいはご自身の医院をいかに次代に承継していくかなど、まさにお客様の人生に深く関わり、何かお悩みがあれば真っ先に相談されるパートナーとなる。そんな存在になれることが、当法人でキャリアを積む大きな醍醐味であり、これから参加されるみなさんにもぜひ堪能していただきたいと思っています。

そして、未来に向けて当法人が成長し続けられるよう、事業を拡大することにもこれから挑んでいきます。会計事務所のベースである顧問業務を盤石な体制にしたうえで、その上に新たな事業の柱を立てていきたいと考えています。今後、少子高齢化社会にともなって医療機関のM&Aも増加すると思われ、そのアドバイザリー業務なども今後有望です。また、人生100年時代において老後に備えた資産形成のニーズも高まっており、資産運用コンサルティングなども事業化の可能性を大いに秘めています。そのための子会社も設立する考えであり、これから入社されるみなさんが将来、自ら経営者となって新規事業を率いるチャンスもある。当法人はまだまだ未完成であり、組織づくりや事業づくりに意欲をお持ちの方にもぜひ参加していただき、ともに成長していきたいと思っています。