中村先生が新宿区内にクリニックを開業されたのは、いまから15年以上前のこと。当初は、医院の税務面に関して個人の税理士にお願いしていましたが、先生ご自身が処理しなければならない事務が多く、負担を感じていらっしゃったとのことです。
「そんな時、知り合いの医師からネットワーク渡辺さんを紹介していただきました。月一度の定期的な巡回監査のほか、ネットワーク渡辺さんのオフィスが当クリニックから近かったこともあって、何か困ったことがあればすぐに駆けつけて対応してくださるとのこと。また、税務会計に関することのみならず、医院を運営していく上で生じるさまざまな問題に精通していると聞き、私自身も開業してまだ日が浅かったのでアドバイスをしてもらえることも多いと考えておつきあいを決めました。」（中村先生）

当初、担当を務めたのはM.A.の先輩である前任スタッフ。巡回監査以外にも先生と密にコミュニケーションを図る時間を設け、医院の運営に関することはもちろん、先生のプライベートの資産管理などについても相談いただけるような関係性を構築。そして、今後を見据えて彼がまず提案したのが、クリニックの収益拡大を図るために医療法人化することでした。中村先生の合意を得て、当局への申請などの手続きをトータルに支援しました。
「医療法人化は専門的なノウハウが必要なので、ネットワーク渡辺さんにはいろいろと力になってもらいました。また、開業してしばらく頭を悩ませていたのが『人』に関する問題。当初はスタッフの管理に苦労し、その点でもネットワーク渡辺さんに支援してもらいました。」（中村先生）

前任者である先輩スタッフのアシスタントとして、途中から中村クリニックの巡回監査を一緒に担当することになったのがM.A.。巡回監査の枠を超え、お客様が抱える「人」の問題の解決することにも彼女は奮闘しました。
「先生から『スタッフの管理がうまくいかず、すぐに辞めて困っている』というご相談をいただき、人材採用もお手伝いさせていただくことに。こちらで求人票を作成して募集をかけ、選考面接に同席して先生に意見を申し上げたり、また、新たに入られたスタッフのみなさんに先生の考え方などをお伝えするミーティングもたびたび開催して意識づけも図っていきました。その後、非常勤の医師や看護師の採用についても、給料などの待遇を他の医院の事例などを参考にしながらこちらで設定。まさにクリニックの『事務長』のような役割を担い、先生のサポートに努めました。」

お客様がお困りになっていることすべてに対応していくのがネットワーク渡辺の巡回監査スタッフであり、そこに他の会計事務所にはない大きな価値があります。中村先生もこうおっしゃっています。
「M.A.さんたちがしっかりとサポートしてくれたおかげで、いまではスタッフも定着し、医院の経営も順調です。」 こうした成果を重ねて、中村先生からの信頼を積み重ねてきたM.A.。いまでは「お金」に関することはもちろん、機器の導入を検討される際などにも、最初にご相談いただける存在となっています。
「たとえば先生のもとに銀行や保険会社等から提案があった時にも、『まずはネットワーク渡辺のM.A.さんに話を通してくれ。M.A.さんが良いと言えば検討するよ』とまずはこちらに託していただき、私が金融機関の方々と対応して判断。ここまで頼っていただけるのは、まさにコンサルタント冥利に尽きますし、これからもできる限り先生のお力になっていきたいです。」